今年は、大河ドラマ、軍師官兵衛を見ています。
天下人になった豊臣秀吉もさることながら、
天下を統一した組織、羽柴家が持っていた可能性に
思いを馳せてしまいます。
羽柴家は、田舎者集団の印象があります。
それぞれが個性を尊重し、自由闊達の雰囲気があったのではないか、
上の人も下の人も、わがままを言ってアピールする必要もなく、
互いに愛着を持っていたのではないか、
組織の未来を切り開く意見ならば誰の意見でも歓迎されたのではないか。
(豊臣家になる頃は、違った雰囲気だったかもしれませんが。。。)
外国のサッカー界でも、組織運営の難しさが注目されています。
個々の選手の能力は、必ずしも結果に直結していません。
憲法や法律は、個人の人格尊重、表現の自由や、
労働者の様々な権利を保障しています。
他方で、人権の制限も認めていますし、
使用者の指揮監督権を認めています。
どのように調整するかは難しい問題ですが、
憲法や法律は、社会や集団を、
(私のイメージする羽柴家のような)強力な集団を作るためだけに
あるべきです。
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